建設業界は長らくの建設投資の減少等により、新規の入職者が減少したため、業界のシュリンクと高齢化が大きな課題です。加えて、首都圏と地方の格差も拡大しており、地域の建設業界は極めて厳しい状況にあります。
一方で、建設投資は減少しても、高度経済成長期に建設したインフラの保守や維持管理のニーズは増大しており、地球温暖化による水災害も激甚化しているため、潜在的な仕事量は増え続けています。
そこで私たちは、地域社会インフラ整備の担い手育成リスキルプログラムを提案します。このプログラムでは、既に建設業界に就職している社会人や建設業界への転職を考えている社会人を対象として、大学で教える社会基盤工学系の多くの講座を質的・量的に同等レベルで、かつオンデマンドで提供します。
さらには技術者としての基礎や現場に役立つ応用技術、先端技術や地域特有の技術、資格取得講座等を合わせて提供することで、建設技術者の技術レベルのボトムアップを図ります。